Vaio Type C分解手順についてのご質問がありましたので、自分が覚えている範囲でご紹介します。(手元に実機が無く、残っていた画像を見ながら書いているので、ちょっと正確性に欠けると思いますが、その点はご了承ください。)
まずは、お決まりですがバッテリー、ハードディスクを取り外します。
それと光学ドライブも外します。
ハードディスクは写真左下、メモリスロット横に格納されています。
次は、キーボードユニットの取り外しです。
キーボードユニットは、一本のネジで固定されている他、パームレスト部にある4本の可動式の爪によっても固定されています。
本体底部の固定ネジを外したうえで、可動式の爪の固定を解いていくとキーボードユニットが外れます。
キーボードユニットを外したところ。
この画像をさらに拡大すると・・・
ちょっとぼやけて見えにくいですが、パームレスト側でキーボードユニットを固定している爪です。
キーボードユニットが外れたら後はパームレストの取り外しに掛かります。本体底部のネジ、その他キーボードユニットの下にあるフィルムケーブルやネジを外して、慎重にパームレストを取ればマザーボードが現れます。
ご質問にあった無線LANカードは左ヒンジ部分にあります。
ヒンジ部を拡大してみると・・・
キーボードの下にもねじがあったのですね。
これで合点がいきました。
本体裏側のねじは全て外したはずなのに、まだどこかが止まっている状態で四苦八苦でした。
キーボードの外し方も何かカラクリがあるはずと思いながら、爪が可動式とは思いもしませんでした。
目的の無線LANカードの位置は、隙間から確認していました。
ありがとうございます、これで交換できます。
この機種を使っていた甥っ子のキーボードが突然認識されなくなりました。
分解の様子が分かり助かりました。爪の位置にピントがあっていないのは残念でした。しかしこの機種のキーボードは結構死ぬようですね。
ジャンクをヤフオクで入手しましたが、中国業者が扱っていたものは新品同様と書いてありましたが裏面に大きな凹みがあり、このため本体にセットすると特定のキーが押されっぱなしになってしまうものでした。
幸い正月に秋葉原でVGN-C90HSを2000円でゲットでき、こちらの部品はほとんど良好なため換装できました。ついでにCPUもT7200にUpしてあります。SSDにするとVistaとはいうものの快適です。
しかしこの当時のVAIOは部品交換が容易でいいですね。
Phoenix BIOS R0080J4ではWindows7はブルスク出て動いてくれませんでしたが、メモリーは4GBまで搭載可能でした。