現在使っているドライバー「キャロウェイ ハイパーX 」のクラブ診断をしたという話の続きです。
飛距離が出ない、弾道が低いという原因を探りにゴルフショップでクラブ診断をして貰うことにしました。
ショップの店員さんにこのことを告げると、まずは問診票の作製です。
クラブの重量やバランス、球筋や飛距離などの傾向や不満点を書き出していき、できるといよいよ計測器のあるケージのなかで玉を打っていきます。
とはいっても、まずは慣らしからで、自分の使っているアイアンで10球程打ちます。
後ろでは店員さんがみているので、ちょっと緊張です。
一球目は思いっきりトップ、「あれ~」と心の中で叫びつつ、次の玉はこれまた軽いトップと、5球目ぐらいまで「ぐだぐだ」で、その後はまぁまぁの当たりになり、店員さんから「では、ドライバーでお願いします」と声がかかりました。
ドライバーで5球程度打ったあと、計測器のモニタの前で店員さんから診断結果を説明して貰いました。
で、私とハイパーXの関係は、「×」と言う診断結果でした。
要点をかいつまんでみると、まずは飛距離について
ヘッドスピードの割に飛距離が出ていないのは、バックスピンの量が多すぎ、サイドスピンも多すぎで、インパクトの瞬間のシャフトのしなりが合っていないなどが原因だそうです。
シャフトのしなりについては、特に切り返しの瞬間にシャフトがしなり過ぎていると店員さんから指摘がありました。
この切り返しのタイミングでしなりすぎると言うことは、シャフトの手元部分の堅さが足りないためこのような結果になるみたいです。
実は弾道が低いというのもこのシャフトのしなりに関連してるようで、インパクトの瞬間にヘッドがかぶる(ロフトが立ったような状態)感じで当たっているからだそうです、本来ならこの反対になるようにインパクトを迎えなければならないということらしいです。
この後、店員さんが私に合いそうな各メーカーのドライバーを出して貰ってきて、それぞれ試打したところ・・・
バックスピン、サイドスピン、弾道とほぼ理想的な数値が出る「ドンピシャリ」ドライバーが、見つかりました。それは、
プリジストン「ツアーステージ X-DRIVE GR 2010年モデル」
スペックは、9.5度 TourAD B10-03w のフレックスS
http://www.tourstage.com/x/x-series/products/x_drive_gr/index.html
ちなみに現在使っている キャロウェイ ハイパーXは、10度 ランバックスシリーズ55 のフレックスSです。
10度のキャロウェイよりも9.5度のツアーステージ方が玉があがってるんです。しかも、同じように振っても、なぜかツアーステージの方がヘッドスピードがでています。
飛距離の方もあくまで計測器上の話なんですが、平均で17ヤードほど伸びていました。
うぅ・・・ クラブ診断恐るべし。
ここまで現実をつきつけられて、「診断ありがとうございましたぁ~」なんて、おめおめと帰れるわけないっしょ!!
気が付いたら、値段の交渉に入っていましたよ。
ハイパーXの下取りを含め、何とか納得の価格にして貰い、交渉成立。
診断に行ったつもりが、ドライバーを買い換えるなんて・・・普通はいろんなメーカーのサイトや試打レポートなんかをみて、価格はネット通販なんかで下調べして買うんですが、今回は、全くそんなこともせず、診断結果のみでの購入になりました。
持って帰ってきて、初めてツアーステージのサイトや試打レポートを読む始末でした。大体、ツアーステージのX-DRIVEなんて、なんか上級者向けというイメージがあって、診断結果がなければ買い換えの候補にも挙がらないようなドライバーだったので(ただ、試打レポートを読むと、GRはそれほど難しいモデルではないみたいです)ちょっとした驚きです。
余談ですが、価格もついでに調べたら、ネット通販だとさらに1万円ほど安く売っているところがありました。診断だけして貰って、後は安い通販でと言う手もあったんですが、クラブ診断を含め1時間近くいろいろとして貰った分の料金を含めて買ったと思っています。
そもそも診断がなければ、X-DRIVE GR なんて出てこなかったんですから。